パロロワにおけるデバフ考察
ども。
しばらく他のことが忙しくて執筆とか全然できない状態でしたが、少し時間が取れたのでブログ更新も執筆もやっていこうと思います。
今回書こうと思うのはタイトル通り「二次創作・パロロワSSにおける状態変化の有用性」について考察していこうと思います。
ドラクエ、FFなど、状態変化は様々ですが別に二次創作ssはターン制にしなくてもよいので、それだけでも状態変化の質が変わっていくと思ったので、この記事を書きました。
「この状態変化は、原作に比べてどのように役に立つか?はたまた役に立たないか?」というのを考えていきましょう。
基準はドラゴンクエストに出て来るデバフです。
①毒・猛毒 原作有用性:C パロロワ有用性:A
自分が知っている限り、原作のドラクエに比べて毒はかなり強力なカードになると思います。
そもそも原作は食らっても毒消し草、キアリー、光の波動などで何の問題もなく回復出来ますが、ロワはそれらがないシチュエーションの方が多いので、極めて厄介な状態変化になりますね。
あまり毒を食らって死んだ覚えはドラクエをプレイしている時にはないと思いますが、その気になればキャラのsatugai・重要フラグを立てるなど、あるいは食料に混ぜ込んで仲違いさせるなど、面白い使用方法が思いつく。書き手に応じて様々な使い方が出来る、面白い状態変化が毒。
DQ7のムラサキの小瓶、DQシリーズの毒針などアイテムも面白い。
毒が活躍した回
ただ君を救いたい、ただあなたを救いたい - ドラゴンクエスト・バトルロワイアル (seesaawiki.jp)
②睡眠 原作有用性:A パロロワ有用性:C
原作では時としてボス戦でまで活躍するほどの状態変化ですが、ssにするとどうにも微妙な印象。
例え使っても眠らせてはいとどめ、ってなってイマイチ張り合いが無くなるし、地の分から見ても、「眠気が襲ってきた」で終わりになるような気がしますね。
あ、ありましたよ、使い道が。
仲違いして、止めるのは難しいけど殺したくない相手に使う状態変化ですよ。睡眠は。
これは自作ですが、睡眠が活躍する回
守れなかった仲間、止められない心 - ドラゴンクエスト・バトルロワイアルIII (seesaawiki.jp)
③呪文封じ(マホトーン) 原作有用性:B~C パロロワ有用性:Aマイナス~B
効いて欲しい敵に限って耐性を持っているのがマホトーン。
二次創作でも魔法を封じる以上のことが出来ませんが、睡眠よりかは活躍してくれると思いますね。
何より原作ではほぼ不可能な「~~~(呪文詠唱)」「マホトーン!」「呪文が出ない!?」が出来るのが良いと思います。
それってマホカンタの方が良くね?違う。マホトーンがしょぼいんじゃない。ターン制を取っ払った世界のマホカンタが強すぎるのだ。
ダイの大冒険を見ろ。バーン様しか使えんぐらい優遇されてるぞあの呪文。
そんなものと比べること自体どうかしてるのだ。
呪文封じ活躍回
炎、入り乱れて - ドラゴンクエスト・バトルロワイアル (seesaawiki.jp)
誰が為に、竜は鳴く - ドラゴンクエスト・バトルロワイアル (seesaawiki.jp)
④幻惑 原作有用性:B パロロワ有用性:S
これも原作ではイマイチ影の薄い魔法ですね。
ほんとのことを言うと、Cでも良かったのですが、去年やったDQ8の縛りで強敵妖魔ゲモン相手に活躍したため、Bに格上げしました。
とはいえ、それはあくまで原作の話。
なんせ、「それは残像だ」が無条件で出来るのが強い。マジで強い。
他には倒したと思った相手がマヌーサを使っていて、いつの間にか幻惑状態になって別の相手を仕留めそこなう、なんて熱い展開も出来そうです。
幻惑活躍回
孤高の剣技、未だ道険し - ドラゴンクエスト・バトルロワイアルIII (seesaawiki.jp)
⑤混乱 原作有用性:A パロロワ有用性:D
殺し合いと言うテーマが基盤のパロロワでは、味方同士を争わせる混乱は極めて有用なイメージですが、どうにも活躍したイメージがありません。
あるとするならDQBR3rdの般若の面の関係かなあと思いますが、あれはどちらかというと混乱より呪いの要素が強いような。
逆に、「混乱していても、俺はお前を殺したくない」とか、「混乱してたと思ったか?あれは嘘だ」って出来るように、使った人が不利な状況に追い込まれるイメージ。
混乱活躍回
Magician's trap - ドラゴンクエスト・バトルロワイアル (seesaawiki.jp)
⑥麻痺 原作有用性:C パロロワ有用性:C
敵が使うと厄介なことこの上ない(DQ6をはじめ)だが、味方として使うと何かイマイチな技。
パロロワでも微妙な扱いに甘んじているイメージ。
弱いデバフでは無いと思いますが。
思うに問題は、質よりも使用者・麻痺技の少なさでしょう。
技は焼け付く息か毒蛾のナイフ、麻痺攻撃くらいしかないし。
使える人も特に人間枠が著しく少ない。
多分システム上の欠陥ではなく、使用者の問題ですね。
麻痺活躍回
美しい花が一つ - ドラゴンクエスト・バトルロワイアルⅡ (seesaawiki.jp)
まとめると、毒、幻惑、マホトンは原作以上の力を発揮できるイメージですね。
とはいえ、他の状態変化も力を発揮できるところでは出来ると思うのですが。
他の作品のデバフも活躍できるか否かを考えてみたいですね。